ニュース 電子 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069918
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した決算報告によると、第1四半期連結売上高は2,339億1,400万台湾元(約8,460億円)で前期比10.79%減、前年同期比14.9%増だった。台湾元高の影響で、目標の2,360億~2,390億元を下回った。11日付工商時報などが報じた。
TSMCは、予想以上の元高進行で、第1四半期の売上高が60億元減少したと説明した。これがなければ目標を超えていた。想定レートは1米ドル=31.6元だった。
証券会社は、元高のほか、スマートフォン市場の在庫調整も要因に挙げた。
TSMCの3月連結売上高は858億7,500万元で、前月比20.2%増、前年同月比17%増だった。
証券会社は、大口顧客アップルのプロセッサー「A11」量産が6月までずれ込む見通しのほか、パソコン市場の需要が減少しており、第2四半期売上高は前期より数%減少すると予測した。
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