ニュース 電子 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069920
鴻海精密工業が10日発表した3月連結売上高は前月比18%増、前年同月比0.6%増の3,416億9,000万台湾元(約1兆2,400億円)で、3月としては2013年の国際財務報告基準(IFRS)導入以降で最高となった。アップル製品以外が増収に貢献した。11日付経済日報が報じた。
鴻海は、3大製品がいずれも前月比で増収になったと説明した。伸び率は通信製品、コンピューティング製品の順に高く、消費者向け電子製品は新旧製品の端境期のため最も小さかった。
アップルは3月下旬に9.7インチのタブレット端末「iPad」、スマートフォン「iPhone7/7プラス」の新色「レッド」を発売したが、鴻海の売上高への貢献は限定的だったようだ。証券会社は、今年はアップルのiPhone10周年で大幅なモデルチェンジが予想され、買い控えが生じていると指摘した。
鴻海の第1四半期連結売上高は前年同期比1.96%増の9,766億200万元で、第1四半期としてはIFRS導入以降で2番目の高水準だった。なおIFRS導入以前も含めると、3月売上高は過去2番目、第1四半期は過去3番目の高水準だった。
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