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郷林集団、中国の不動産大手と相互出資へ


ニュース 建設 作成日:2008年4月24日_記事番号:T00006993

郷林集団、中国の不動産大手と相互出資へ

 
 建設大手郷林集団の頼正鎰董事長は23日、北京万通地産、広州富力地産、雅居楽地産、河南建業地産の4社とのプロジェクトへの相互出資も含め、中台双方の不動産事業で協力していくことに合意した。24日付経済日報が伝えた。

 4社幹部は中国不動産業界幹部による視察団の一員として訪台しているもので、22日夜に台中市で頼董事長と長時間にわたり会談した。馬英九新政権の発足に伴い、規制緩和が進むとみられることから、中台の同業者間で提携に弾みが付いた格好だ。

 各社は地盤とする地域での開発案件に責任を持ち、資金面では相互に出資し合うことで、事業の失敗リスク軽減を図る。

 頼董事長と会談したのは、北京万通の馮侖主席、広州富力の李思廉主席、雅居楽の陳卓賢・最高経営責任者(CEO)、河南建業の胡葆森董事長。

 郷林集団はこれまでも北京万通と提携の可能性を模索してきたが、法的な制約で実現していなかった。