ニュース 金融 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069930
中国の乳業大手、中国輝山乳業(遼寧省瀋陽市)に粉飾会計疑惑が浮上し、香港株式市場で3月24日に株価が86%暴落した後、売買停止になった問題で、台湾の永豊金融控股傘下の永豊金証券(アジア)が3月に8,900万香港ドル(約12億6,700万円)の損失を計上したことが分かった。これにより、永豊金融控股の3月純利益も前月比で40%減となった。
永豊金証券(アジア)は輝山乳業の株式5.38%を保有する3位株主だったが、永豊金融控股は全て顧客が保有する株式で、一部は信用取引の担保として差し入れられていたと説明した。
これについて、金融監督管理委員会(金管会)は、なぜ信用取引の担保銘柄が単一銘柄に集中していたのか、リスク管理に問題がなかったのかなどの点について、永豊金融控股に説明を求めている。
同様に台湾系の元大証券香港も輝山乳業の株式2.14%を保有する9位株主だった。
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