ニュース 金融 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069931
株式上場、店頭公開している金融持ち株会社15社の自社決算による第1四半期純利益が出そろい、全体では前年同期比8.38%増の607億4,000万台湾元(約2,200億円)となった。上位4社が計381億9,700万元と、全体の約63%を占め、残り11社を大きくリードした。11日付工商時報が報じた。
上位4社の第1四半期純利益は、▽国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)、107億1,000万元▽中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)、102億1,400万元▽富邦金融控股、97億8,000万元▽兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)、74億300万元──。5位の第一金融控股は43億900万元で、4位に大きな差を付けられた。15位の新光金融控股は純損失27億9,500万元で、唯一赤字だった。
国泰金の第1四半期純利益は、▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、49億9,000万元▽生命保険会社の国泰人寿保険(キャセイライフ)、40億1,500万元▽損害保険会社の富邦産物保険、6億3,700万元──と、銀行や保険の子会社が大きく貢献した。
中信金も、▽中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)、84億2,100万元▽台湾人寿保険、14億2,400万元──と銀行や保険が貢献するなどし、前年同期比55.7%の大幅成長を達成した。
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