ニュース 公益 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069932
11日は台北市で最高気温35.5度を記録するなど各地で気温が上昇し、冷房の使用が増えたことから、電力消費量が午後3時50分に今年最大の3,023万キロワット(kW)に達した。このため、台湾電力(台電、TPC)の電力供給予備率は今年最低の3.6%まで低下し、電力制限の可能性が高まったことを示すオレンジ色の警告灯が点灯した。11日付聯合報が報じた。
電力消費量は今年初めて3,000万kWを上回った。昨年は4月21日に初めて3,000万kW以上となっていた。
TPCの原子力発電所では、第2原発(新北市万里区)は使用済み核燃料プールが満杯となっており、第3原発(屏東県恒春鎮)2号機も定期検査中のため、10日は第1原発(新北市石門区)2号機と第3原発1号機のみが稼働していた。同社は、独立系発電事業者(IPP)の星能電力の彰浜発電所、豊徳発電所もフル稼働となり、大林発電所(高雄市)3号機も稼働率が高まったと説明した。ただ、今後数日間は気温が下がる見通しのため、電力消費量も減少し、電力供給予備率は6%以上に高まると予想した。
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