ニュース 公益 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069933
台湾国際造船(台船、CSBC)の鄭文隆董事長は10日、各種機能を備えた船舶128隻から成る「風力発電船隊」を編成し、洋上風力発電設備の設置工事をめぐる商機獲得を目指すと表明した。11日付経済日報が報じた。
鄭董事長は洋上風力発電分野での事業展開について、出資先の福海風力発電と共同で彰化県沖の風力発電地帯(ウィンド・ファーム)3カ所の開発を進め、海洋気象観測タワーや風量発電機30基の輸送、設置を含む海洋土木、設備の設置業務を請け負うと説明。総工費は30億台湾元(約110億円)余りで、気象タワーは既に設置を完了しているほか、現在風力発電機2基の設置を進めており、来年明けに完成する見通しだ。
このほか台船および大手海洋土木業者が参加する洋上風力発電海洋土木産業連盟「マリン・チーム(Mチーム)」は、台湾域内のその他のウィンド・ファーム計画の入札に参加する予定だ。鄭董事長は、2030年までに域内36カ所でウィンド・ファームの開発が進められ、その商機は約720億元、後続の保守商機も233億元に上るとの見方を示した。
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