ニュース 社会 作成日:2017年4月11日_記事番号:T00069939
台湾の非政府組織(NGO)活動家で元民進党職員の李明哲氏が中国で国家安全を害したとして逮捕され、約3週間にわたり行方が分からなくなっている問題で、妻の李凈瑜氏は10日、北京に向かう予定だったが、中国側が台湾人の中国渡航書類である「台湾居民来往大陸通行証(通称・台胞証)を9日に急きょ取り消したため、現地に赴くことができなかった。11日付自由時報などが伝えた。
李凈瑜氏は「もし政府以外のルートを通さずブローカーの条件を受け入れれば、台湾の尊厳を売り渡すことになる」と訴えた(10日=中央社)
李凈瑜氏は10日夜、公開書簡を発表し、「中国政府は(中国との接触を仲介した)ブローカーが言うように誘拐集団のようなものだ」とし、人道的見地から夫との面会を求める妻の要求を拒否した中国側を批判した。
また、中国側は李凈瑜氏が北京行きの飛行機に乗れば、夫が罪を認める供述を行っている映像を放送するなどと脅したとされる。
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