ニュース 電子 作成日:2017年4月12日_記事番号:T00069950
受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)は第1四半期連結売上高が前期比2.2%増、前年同期比0.5%増の73億4,700万台湾元(約260億円)で、同期の過去最高となった。需要が増加する一方、メーカーが生産能力の増強を抑制し、需給バランスが改善しているためだ。12日付工商時報が報じた。
ヤゲオは、アップル、アップル以外の顧客のいずれの需要も強く、稼働率が高水準を保った。
ヤゲオ傘下のインダクターメーカー、奇力新電子の第1四半期連結売上高も、前期比4.52%減、前年同期比11%増の13億3,200万元と、過去3番目の高水準で、同期の過去最高だった。奇力新は、車載用、産業用インダクターの生産能力を増強し、出荷が徐々に増えていると説明した。
インダクターメーカーの美桀科技(マジックテクノロジー)も、第1四半期連結売上高が前期比18.41%減、前年同期比19.27%増の3億1,900万元で、同期の過去最高だった。ノートパソコン向けインダクターの構成比が拡大していることや、重慶工場の新生産ラインが徐々に稼働していることが理由だ。
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