ニュース 金融 作成日:2017年4月12日_記事番号:T00069957
監査法人のプライスウォーターハウスクーパース(PwC、資誠聯合会計師事務所)が11日発表したフィンテックに関する調査報告によると、台湾金融業界でフィンテック関連の独立系企業が5年以内に金融業の売り上げを侵食するとの回答が99%に上った。12日付工商時報が伝えた。
業種別では、「リテールバンキングがフィンテックの影響を真っ先に受ける」との回答が70%に達し、「損害保険、生命保険がインシュアテック(保険業界のフィンテック)の影響を受ける」との回答が48%、「資産管理業務が影響を受ける」との回答が48%だった。
PwC幹部は「実際には保険業への影響が銀行業よりも大きいのではないか」と指摘した。
台湾金融業界はフィンテック業者を単に脅威と見なすだけでなく、「フィンテック企業とのパートナーシップを3~5年以内に強化する」との回答が68%を占めた。ただ、世界平均(82%)は下回った。
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