ニュース 社会 作成日:2017年4月12日_記事番号:T00069965
衛生福利部(衛福部)は少子化の進行に歯止めをかけるため、近く「少子化弁公室」を設置し、対策強化に乗り出す構えだ。12日付聯合報が伝えた。
衛福部は、短期、中期、長期目標を早急に定めて、出産を奨励すると表明した(12日=中央社)
同弁公室には少子化問題に関係する社会・家庭署、保護服務司、医事司、国民健康署などの部門から担当者を集め、出生率向上に向けた対策づくりや補助支援策の導入を進める。
台湾では今年から14歳以下の子ども人口が高齢者人口を下回るなど、少子化傾向が強まりつつある。これについて、陳時中・衛生福利部長は「長期介護は社会問題なのに対し、少子化は国家の安全に関わる問題だ」と危機感を表明した。
林奏延・前衛生福利部長は「6歳以下の幼児は国が養う」とする構想を提示したが、陳部長は「現在の財政状況では負担できず、その概念は未来の目標だ」と述べた。
陳部長はまた「少子化問題は衛生福利部だけが取り組むのではなく、関係官庁が共同で取り組まなければならない」と指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722