ニュース 社会 作成日:2017年4月12日_記事番号:T00069966
立法院は11日、イヌやネコを食用としてはならないとの規定を盛り込んだ、動物保護法改正案を可決した。従来は屠殺(とさつ)を禁じるとの項目は存在したが、食用に明確な規定はなかった。これにより今後、イヌやネコの肉などを食べた者には5万~25万台湾元(約18万~90万円)の罰金処分が科せられるほか、抑止効果を狙い、違反者の氏名、顔写真が公開される。12日付中国時報が報じた。
また薬物や銃などを利用して複数の動物を殺したもので、違反状況が重大な者については1~5年の懲役に合わせ50万~500万元の罰金が科せられるほか、違反者の氏名、顔写真が公開される。さらに虐待により動物の身体に障害が残った場合、虐待者に科せられる処分は懲役2年以下に合わせて罰金20万~200万元と、約2倍に厳罰化された。
このほか今回の法改正では、飼い主がバイクや自動車に乗ってリードでつないだイヌなどのペットを散歩させる行為も禁止された。同様の行為でペットが負傷した場合、違反者に3,000~1万5,000元の罰金が科せられる。また負傷しなかった場合も、期限内の改善が見られない場合、罰金処分を受けることになる。
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