ニュース 電子 作成日:2017年4月13日_記事番号:T00069980
工業技術研究院(工研院)は12日、台北世界貿易センター(TWTC)南港展覧館で開幕した国際照明見本市、台湾国際照明科技展(TILS)において、重さ8グラム、厚さ0.5ミリメートルのフレキシブル有機EL(FOLED)ライトエンジンを初公開した。同製品は既に試験生産を行っており、量産まで「あと一歩」の段階に至っているという。工研院は販路や出荷先を確保すれば商品化が可能との見通しを示した。13日付電子時報が報じた。
工研院は、将来FOLEDのコストが下がれば、家庭用照明が主力市場になると話した(工研院リリースより)
工研院は今回開発したFOLEDライトエンジンについて、曲げられる、多様な形状といったフレキシブル基板の特性を持っている上、軽量かつ大面積で照射が均一な光源となり得るといった性質を備えており、柔軟な設計が可能なため、商用、家庭用、車載用など有機EL照明の新たな応用先開拓が進むとの見方を示した。
このほか工研院はTILSで、スペクトル調整が可能な発光ダイオード(LED)照明モジュールや500ワット(W)の屋外用高効率LED照明などを発表した。
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