ニュース 社会 作成日:2017年4月13日_記事番号:T00069995
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心の徐重仁総裁が11日、新書発表会で「若者は金遣いが荒い」と発言したことが猛反発を受けている。13日付自由時報が伝えた。
徐総裁が社会人になった70年代は、牛肉麺が1杯8元前後で、通貨価値が今と異なるとの批判も出た(11日=中央社)
徐総裁は「空港に行けば、海外旅行に出掛ける若者だらけで、高齢者は少ない。若者には誘惑が多過ぎる。自分の能力の範囲で物事をなすべきだ」などと持論を展開。自身が社会人になった1977年当時を振り返り、「当初は初任給が9,000台湾元(約3万2,000円)しかなく、生活は苦しかったが、それは一時的なもので、経営者に認められれば昇給してもらえるものだ」などと付け加えた。
全聯のウェブサイトには「この流通業界の有名人こそ低賃金でアルバイトを雇っている」「経営者に認められるなんていつのことか」などといった批判の声が相次いで寄せられた。
徐総裁は側近を通じ、「発言が曲解された。年上として若者を励ますつもりの、善意に基づくものだった」と釈明した。
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