ニュース 電子 作成日:2017年4月13日_記事番号:T00069998
13日付電子時報によると、中国のスマートフォン市場では昨年下半期以来、重要部品の供給不足が続いているほか、業界の再編が進んでいる状況を背景に、台湾のIC設計業者の今年第2四半期受注状況は、中国の顧客が大手ブランドか中堅・小規模ブランドかで明暗が分かれる見通しとなっている。
第1四半期が非需要期に当たる中国のスマホ市場では、第2四半期に入り、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマホの新製品発売が相次ぐ予定で、台湾のIC設計業界では関連チップの需要が前期比15~25%増加すると予測されている。
なお、あるIC設計業者によると、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)、小米科技(小米、シャオミ)、深圳市金立通信設備(Gionee)といった中国の大手スマホブランドの第2四半期発注量は前期比30%増が見込まれるが、中堅・小規模ブランドの同期発注量は、部品の供給不足とシェア低下に伴い10%以下の増加にとどまる見通しだ。
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