ニュース 電子 作成日:2017年4月14日_記事番号:T00070004
スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が13日発表した第1四半期の決算報告によると、粗利益率が前期比0.2ポイント、前年同期比11.2ポイント上昇して過去最高の70.9%に達した。連結売上高は108億700万台湾元(約390億円)で前期比31%減、前年同期比31%増。純利益は48億8,400万元で、前期比42%減、前年同期比35%増だった。14日付工商時報が報じた。
ラーガンの粗利益率の向上は、良品率の改善が主な要因だ。ただ、第1四半期は為替差損が11億4,000万元と四半期ベースで過去最悪となり、純利益の押し下げ要因となった。
林恩平同社執行長は今後の売上高見通しについて、4月は従来予想よりも良く、5月は4月並みと予測した。第2四半期の売上成長率は前期比でまずまずとなりそうだ。また、第3四半期には建設中の新工場に設備搬入を予定していると述べた。需要期の第4四半期には稼働する見通しで、売上高に貢献しそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722