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ラーガンQ1粗利益率、70%に上昇


ニュース 電子 作成日:2017年4月14日_記事番号:T00070004

ラーガンQ1粗利益率、70%に上昇

 スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が13日発表した第1四半期の決算報告によると、粗利益率が前期比0.2ポイント、前年同期比11.2ポイント上昇して過去最高の70.9%に達した。連結売上高は108億700万台湾元(約390億円)で前期比31%減、前年同期比31%増。純利益は48億8,400万元で、前期比42%減、前年同期比35%増だった。14日付工商時報が報じた。

 ラーガンの粗利益率の向上は、良品率の改善が主な要因だ。ただ、第1四半期は為替差損が11億4,000万元と四半期ベースで過去最悪となり、純利益の押し下げ要因となった。

 林恩平同社執行長は今後の売上高見通しについて、4月は従来予想よりも良く、5月は4月並みと予測した。第2四半期の売上成長率は前期比でまずまずとなりそうだ。また、第3四半期には建設中の新工場に設備搬入を予定していると述べた。需要期の第4四半期には稼働する見通しで、売上高に貢献しそうだ。