電子機器の受託生産以外に事業多角化を進める佳世達科技（Qisda）はこのほど、スマートソリューション市場への参入拡大に向け、友通資訊（ＤＦＩ）、維田科技（アプレックス・テクノロジー）と提携した。14日付工商時報が伝えた。
Qisdaは３年前から事業多角化を開始し、医療産業、スマートソリューション事業に参入。スマートソリューション分野では工場、病院、商店、エネルギー、学校、企業の６分野でスマート化に取り組んでいる。
Qisdaは先月、販売時点情報管理（ＰＯＳ）システムの拍檔科技（パートナー・テック）の株式を追加取得し、持ち株比率を68％に引き上げ、連結子会社化した。
Qisdaの陳其宏総経理は「パートナーはQisdaのリソースやプラットフォームを生かし、販路の拡大が可能になる」と指摘した。
