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「台湾のデジタル化は偽物」、科技部長が批判


ニュース 電子 作成日:2017年4月14日_記事番号:T00070006

「台湾のデジタル化は偽物」、科技部長が批判

 陳良基科技部長は13日、台湾のブロードバンド環境は日本や韓国に大きく後れを取っていると指摘し、「1ギガビット毎秒(Gbps)をうたう高速ブロードバンドでも、実際の通信速度は多くの場合、512キロビット毎秒(kbps)にとどまっている」「超高解像度4K2Kテレビを購入してもハイビジョンの映像しか見られない」などとして「台湾のデジタル化の大部分は偽物だ」と批判した。

 なお陳科技部長は同日、立法院に対し5項目の対策案を提出。現在、政府が進める大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」のうち461億台湾元(約1,660億円)、科技部の年度予算のうち272億元を合わせた733億元をデジタルインフラの建設に投じる方針を示した。ただ、予算はかなり不十分で今後は民間投資を呼び込みたいと語った。