ニュース 運輸 作成日:2017年4月14日_記事番号:T00070015
配車アプリ「ウーバー」は13日、レンタカー業者と提携する形で台湾市場での営業を再開すると発表した。14日付自由時報が伝えた。
価格はレンタカー業者によって異なる上、タクシーより高くなる場合もある。また初日は30分以上待つケースが出た(13日=中央社)
ウーバーは台湾の現行法令下で違法営業の状態にあるとして、交通部から業務停止命令や多額の罰金処分を受け、2月10日に営業を中止していた。
ウーバーは台湾の法的環境に対応し、配車アプリの提供サービスのみを行う。今後はタクシーや職業運転手とも提携していく。
ウーバーの顧立楷・台湾地区総経理は「過去と最大の相違点はウーバーが加盟車両を募るのではなく、レンタカー業者と提携する点だ。レンタカー業者が運転手と車両を派遣し、運賃を受け取る。ウーバーはレンタカー業者から費用を受け取る仕組みだ」と説明した。レンタカー業者によって料金体系が異なるため、同じ行き先でも料金に差が出るケースもある見通しだ。
一方、賀陳旦交通部長は同日、立法院交通委員会での答弁で、「ウーバーが管理下に入り、納税を行い、保険に加入しさえすれば取り締まらない」と述べた。ただ、過去に下した8億3,000万台湾元(約30億円)の罰金についてはあくまで納付を求めていく姿勢を明らかにした。
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