ニュース 電子 作成日:2017年4月17日_記事番号:T00070025
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は14日、マイクロン・テクノロジーとの合弁会社、テラプローブ(本社・横浜市、渡辺雄一郎社長)の株式公開買付(TOB)を行い、1株1,100円でマイクロンの保有株39.6%全てとその他株主の保有株を取得すると発表した。期間は17日から5月29日まで。現在保有する11.6%と合わせて持ち株は51.2%以上となり、6月に開催するテラプローブの株主総会で、取締役席の過半を取得する予定だ。15日付経済日報によると、取得額は3,600万~8,200万米ドル。
このほかパワーテックは、マイクロン秋田の株式100%を取得すると発表した。6月末~7月末に買収完了予定で、買収額は5,000万米ドル未満。
パワーテックはこれまで日本に工場がなかった。両社の買収で、日本市場に本格参入を果たし、年間売上高40億台湾元(約140億円)の貢献を見込む。
パワーテックの蔡篤恭董事長は、日本の生産能力を獲得することで、現地の顧客に直接サービスを供給できるようになると述べた。さらに日本のカーエレクトロニクスやIoT(モノのインターネット)関連の顧客を開拓し、売上高を伸ばしたいと語った。
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