ニュース 医薬 作成日:2017年4月17日_記事番号:T00070033
バイオ新薬メーカー、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)はこのほど、新竹生物医学園区(新竹県竹北市)に計画するタンパク質工場の面積および生産能力を拡大し、投資額も8億7,000万台湾元(約31億円)に引き上げることを董事会で決議した。同社が開発したエイズ治療用静脈注射剤「TMB-355」の欧州市場における発売が2019年初めに早まる見通しとなっていることが理由だ。15日付工商時報が報じた。
タイメドは当初、同タンパク質工場への投資額を3億2,000万元としていたが、米国でのTMB-355発売後の需要増を見込み、投資額を5億5,000万元に拡大すると発表していた。
なお同社は4月末、米食品医薬品局(FDA)にTMB-355の新薬認証申請を行う予定で、年末または来年初めに認証を取得できる見通しとなっている。さらに欧州市場では第3相臨床試験を省略し、新薬認証を取得できる可能性があり、米国での取得から13~18カ月後の19年初めに発売される見込みとなっている。
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