ニュース 運輸 作成日:2017年4月17日_記事番号:T00070036
蔡英文総統は14日、彰化県に都市交通システム(MRT)を建設すると発表した。台中市に建設中のMRT緑線(2020年開通予定)の新烏日駅(台湾高速鉄路「台中駅」と連絡)から延伸させ、彰化市北部の郊外に当たる金馬路と中山路、および彰興路と金馬東路の交差点に各1駅を設ける計画だ。15日付聯合報が報じた。
彰化市民にとっては、高鉄台中駅までのアクセス改善のためには市中心部にMRT駅が欲しいところだ(16日=中央社)
彰化県政府工務処の林漢斌処長は、同県へのMRT延伸は蔡政権の大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」から経費138億台湾元(約490億円)を拠出して行うと説明。さらに彰美路(和美鎮)、鹿和路(鹿港鎮)まで延伸できれば、彰化北部の50万人が恩恵を受けると述べた。
鹿港鎮は清朝統治時代の18世紀末~19世紀初頭に台湾第2の都市として栄え、現在も毎年300万人が観光に訪れている。政府は同鎮に国家歴史風景区を設置する方針だ。魏明谷彰化県長は、交通アクセスが重要になるため、和美鎮、鹿港鎮までのMRT延伸を目指したいと表明した。
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