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DRAM3社、Q1赤字が227億元


ニュース 電子 作成日:2008年4月24日_記事番号:T00007006

DRAM3社、Q1赤字が227億元


 力晶半導体(PSC)、南亜科技、華亜科技のDRAM大手3社は23日、第1四半期の業績説明会を開いた。3社すべてが損失を計上し、合計の損失額は約227億台湾元(約775億円)に上った。力晶と南亜科では1日当たり1億元の赤字を出した計算になる。第2四半期の展望については、3社とも市況が好転し赤字が縮小するとの見方を示した。24日付自由時報などが伝えた。
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 各社の損失額は、力晶で約97億4,400万元、南亜科技は約87億8,300元、華亜科は過去最悪の損失となる約41億8,200元だった。

 黄崇仁力晶董事長は、現在DRAM価格は徐々に回復しており、5月分の第2四半期はDDR2・1GB価格は2米ドルとなると予測した。その上で第2四半期は純損失が縮小し、第3四半期は損益均衡、第4四半期は黒字に転じるとの見通しを語った。

 また南亜科技の白培霖副総経理によると、一部の業者で製造プロセスの転換がうまくいっておらず、1GB製品では供給量が不足がちとなっており、契約価格は3~4月で5~10%上昇し、4~5月も2けた上昇となる見通しだ。