ニュース 商業・サービス 作成日:2017年4月18日_記事番号:T00070063
訪台中国人の減少により、台湾のフェースマスク業者はここ半年間の業績に影響を受けており、中国人以外の訪台外国人向け販売に注力しているほか、アジア全体に販路を持つドラッグストアや通販サイトと提携して輸出を強化している。18日付工商時報が報じた。
「DR.JOU」ブランドのフェースマスクを販売する森田薬妝の周俊旭執行長は、日本、韓国、東南アジアからの訪台客が増えたものの、訪台中国人の減少で同社の業績は1桁減少したと説明。昨年のフェースマスク販売数は3億枚だったが、今年はドラッグストアチェーンのワトソンズ(屈臣氏)のアジア店舗4,000店と、日本や韓国コスメのインターネット通販サイト、86小舗(86ショップ)との提携で10~20%の成長が期待できると述べた。
フェースマスクブランド「我的美麗日記(マイビューティーダイアリー)」を展開する統一薬品(プレジデント・ファーマシューティカル)は、2007年より中国、香港、日本、韓国、マレーシア、米国、カナダなど世界13カ国・地域に進出し、海外拠点は現在2万5,000カ所以上だ。「我的美麗日記」ブランドのフェースマスク販売数は年間平均3億枚で、今年は2桁成長を目指す。統一薬品は、今年は日本、韓国で限定商品を販売するほか、シンガポール、タイでの販売強化に重点を置くと説明した。
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