ニュース 運輸 作成日:2017年4月18日_記事番号:T00070067
交通部台湾鉄路管理局(台鉄)の鹿潔身局長は、過去10年間の環境変化やコスト構造の変化を踏まえ、今月中にも交通部に値上げ案を提出することを明らかにした。値上げが実施されれば20年ぶりとなる。18日付自由時報が伝えた。
台鉄は2007年に短距離区間の運賃を最高7.5%値上げする内容の値上げ計画が認可されながら、値上げを見送っていた。
交通部の王国材政務次長は、立法院交通委員会での予算審議で答弁し、「交通部としては合理的な調整に賛成する。ただ、台鉄の提案にはコスト項目の明確な計算が必要だ」と指摘した。
鹿局長は今回の値上げ検討で、ICカードによる乗車時に割引運賃を適用することも検討課題になるとの見方を示した。
台鉄に対しては、6年間で275億2,240万台湾元(約990億円)の予算が計上され、列車の安全対策改善などに充てられることになっている。しかし、立法委員からは昨年10月の土石流衝突事故などを挙げ、安全対策の取り組み不足を指摘する意見が出た。
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