ニュース 電子 作成日:2017年4月19日_記事番号:T00070080
電源大手の康舒科技(アクベル・ポリテック)は18日、10億台湾元(約36億円)を超える台湾のスマートメーター市場における商機獲得を目指し、富士通と戦略提携を結んだ。両者は今後、▽スマートグリッド▽スマートファクトリー▽スマートショッピングモール▽スマート発光ダイオード(LED)照明――といった分野で協力を進める方針。将来的には日本、東南アジアをはじめ、世界市場での事業展開も視野に入れる。19日付経済日報が報じた。
アクベルの高青山総経理は、「当社は再生エネルギーおよびスマートグリッド分野における新事業に積極的に取り組んでおり、既に各種スマートメーター製品を開発している」と説明。さらに近年ではハードウエアとソフトウエアのシステム統合およびスマートグリッドシステム全体のソリューション開発を進め、既に台湾市場への参入に成功していると強調した。
一方、富士通の北岡俊治・執行役員常務は、同社はモノのインターネット(IoT)および電力系統向け通信市場において豊富な経験と実績を備え、関連技術は既に数百万個のスマートメーターに運用されて高い評価を受けていると語った。その上で今後、アクベルとの提携においては中核技術の提供およびシステムソフトウエアの開発で協力していくとの方針を示した。
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