ニュース 医薬 作成日:2017年4月19日_記事番号:T00070082
杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)傘下の杏国新薬(シンコア・バイオテクノロジー)が開発したすい臓がん新薬SB05が、米食品医薬品局(FDA)に第3期臨床試験の実施を許可された。2020年に完了予定だ。19日付工商時報が報じた。
シンコアはトリプルネガティブ乳がん(TNBC)に続き、すい臓がんをSB05の新たな適応症として開発した。すい臓がん治療では複数の抗がん剤を併用したFOLFIRINOX(フォルフィリノックス)療法が広く採用されているが、全生存期間は11.1カ月にとどまっている。SB05は同療法採用後にがんが転移した患者の治療を対象としている。
シンコアは、SB05の第3期臨床試験を米国、韓国、台湾、中国などで行うと説明した。被験者は200人で、生存期間をさらに2~3カ月延ばし、全生存期間を18カ月にするのが目標だという。
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