ニュース 商業・サービス 作成日:2017年4月19日_記事番号:T00070085
旅行大手、雄獅旅行社(ライオントラベル)は来年、米プリンセス・クルーズの豪華客船「マジェスティック・プリンセス」を貸し切り、日本での桜鑑賞ツアーを組み合わせた旅行商品の提供を開始する計画だ。ライオントラベルの裴信裕総経理は18日、台湾クルーズ市場の先行きを好感しており、同社のクルーズツアー利用者は今年延べ2万人、来年は2万5,000人に増えると予想した。19日付経済日報が報じた。
游総経理(左2)は、日本の花見シーズンは航空券が購入しにくいが、クルーズは交通費、宿泊費込みで手軽だとアピールした(18日=中央社)
雄獅旅遊産業研究中心の調査によると、昨年基隆を母港として出発したクルーズツアーのうち、約3割がライオントラベルのツアーを利用し、1ツアー当たり2,000人以上が参加した。ライオントラベルのクルーズツアー事業売上高は今年2億~3億台湾元(約7億~11億円)、来年は「マジェスティック・プリンセス」によるツアーの効果で5億元に増える見通しだ。
台湾のクルーズ人口拡大を受け、旅行会社は台湾人に人気の桜鑑賞、マラソン、ミシュラン認定のグルメなどを楽しめるクルーズツアーを投入している。ライオントラベルの游国珍テーマ旅行部総経理は、クルーズ船ではグルメ、レジャー、ショー、ショッピングなど、各年齢層のニーズに合わせた体験を提供できると話した。
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