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労災性のがん患者、労工保険給付の対象に


ニュース その他分野 作成日:2008年4月25日_記事番号:T00007011

労災性のがん患者、労工保険給付の対象に

 
 行政院労工委員会は24日、労工保険の対象となる職業病のリストを改定し、労災性のがんを含む20項目の疾病を新たに対象に含めた。早ければ5月1日から給付対象となる。25日付工商時報が伝えた。

 新たに対象となったのは、労災性があると認められる皮膚がん、白血病、骨がん、肝がん、泌尿器がんなど18種類のがんと腱鞘炎、外傷性ストレス障害。特定の発がん物質や作業工程計21項目に該当する場合が認定対象となる。対象のがん患者は指定の労災診療機関だけでなく、一般の健保医療機関で診療を受けられる。

 労工委担当者は「リストに加えられたがん患者が全て職業病と認められるわけではなく、業務上の接触と関係していることが条件だ」と強調した。認定は専門医師が行う。