ニュース 電子 作成日:2017年4月20日_記事番号:T00070112
マザーボード大手、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)が出資する声遠精密光学は、2億台湾元(約7億2,000万円)を投じて携帯電話用プラスチック光学レンズの生産に参入する。台中加工輸出区への進出を既に認可されており、光学部品大手の保勝光学(BASO)が同区に持つ工場棟を借りて生産を行う計画だ。20日付工商時報が報じた。
保勝光学は携帯電話用プラスチック光学レンズの高画素技術の研究開発(R&D)に専念するため、このほど生産を中止し、関連設備の一部を声遠精密光学に売却したようだ。
声遠精密光学の中長期計画によると、プラスチック光学レンズの応用先と経営規模拡大に向け、台中市にR&D拠点も設立し、新製品の技術開発を行う方針だ。
声遠精密光学は、同社は測定機器や光学レンズ金型テスト装置、クリーンルームを完備しており、中台で唯一、金型のR&D・製造、超精密加工、金型テスト条件の開発、試験生産・量産の全てに対応できると強調。金型・光学レンズの設計・製造力を基礎に、事業の強みを光学レンズのR&D・生産に拡大すると表明した。
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