ニュース 電子 作成日:2017年4月20日_記事番号:T00070113
20日付経済日報によると、アップルはスマートフォン次世代機種「iPhone8」で採用が見込まれるアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルとタッチパネルの貼り合わせ工程を宸鴻集団(TPKホールディング)と鴻海精密工業傘下の業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)に発注するとの見方が出ている。今のところTPKのみが認証を取得しており、これが実現すればTPKはiPhoneのサプライチェーンに復帰することになり、下半期の同社業績に大きな恩恵が見込まれる。
観測によると、iPhone8はオンセル式のタッチパネル構造が採用される見込みで、従来、貼り合わせ工程は有機EL(OLED)パネルを独占供給するサムスンディスプレイ(SDC)が受注するとみられていた。しかし、同社は欠陥が見つかったことから有機ELパネルの品質向上に注力しているほか、iPhoneの貼り合わせ業務は規模が大きいことからアップルは今年、TPKに1,200万枚分の貼り合わせ業務を委託する計画とされる。
メディアの取材に対しTPKは「特定顧客についてはコメントしない」と回答している。
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