ニュース その他製造 作成日:2017年4月20日_記事番号:T00070117
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は19日、幕張メッセ(千葉県)で開幕した「TECHNO-FRONTIER 2017(テクノフロンティア2017)」に出展し、イーサネットベースのフィールドバスシステム「EtherCAT(イーサキャット)」規格のハイエンド多軸モーション制御ソリューションや、ビル管理制御システム(BMCS)など自動化、省エネ関連製品の展示を行った。IA(産業オートメーション)分野での商機獲得が目的だ。20日付経済日報が報じた。
テクノフロンティア2017の開催期間は21日まで(デルタリリースより)
デルタは、今回展示した多軸モーション制御ソリューションはコンピューターベースのハイエンド産業用制御装置を採用しており、同時制御軸数は最大64軸と説明。携帯電話やレンズの生産、自動光学検査(AOI)やウエハーのダイシングなど半導体の加工工程、舞台照明やカーテンの自動昇降などに応用できる最高のソリューションだと強調した。
IAはここ数年、デルタの売上高を押し上げる成長分野となっており、デルタのIA事業売上高は昨年2桁成長を遂げ、売上高構成比が12~15%に達した。デルタの鄭平執行長は以前、今年も増収ペースを維持できるとの見通しを示していた。
EMEA本社、緑の建築標章取得
デルタは同日、オランダにある同社のEMEA(欧州・中東・アフリカ)本社が、オランダ・グリーン・ビルディング(緑の建築)評議会(DGBC)からビル評価制度「BREEAM(ブリーム)」の「とても良い」の格付けを取得したと発表した。欧州BMCS市場での商機獲得に追い風となりそうだ。
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