ニュース 商業・サービス 作成日:2017年4月20日_記事番号:T00070119
新北市板橋区の新板橋駅特定専用区(新板特区)に店舗を構える百貨店業者は、台北都市交通システム(MRT)環状線が来年にも開通することをにらみ、人気のレストランを誘致するなど改装を進めている。新板特区を訪れる人は今後さらに10~20%増える見通しで、同特区の百貨店業界の年間売上規模は250億台湾元(約900億円)に高まると予想されている。20日付工商時報が報じた。
新板特区の百貨店業界の2016年売上規模は200億元で、台北市と周辺地域では台北市の信義商圏に次ぐ2位だった。今年は遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の板橋大遠百(メガシティー)と板橋遠百の合計で売上高150億元、麗宝百貨広場(ハイモール)は10億元、環球購物中心(グローバルモール)板橋駅前店は20億元、誠品生活新板店は10億元と4社で計200億元に達する見通しだ。
メガシティーは5月に鍋料理の「海底ロウ火鍋(ロウはてへんに労)」台湾2号店をオープンさせる計画で、売上高に2億2,000万元貢献すると見込む。また、遠東百貨板橋中山店はベジタリアン料理のビュッフェレストラン「果然匯(フルーツフルフード)」を誘致する計画だ。
麗宝百貨も人気レストランを誘致するほか、子供向けゴーカート場やバーチャルリアリティー(VR)ゲーム体験エリア、観覧車などを設置する計画だ。
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