ニュース 社会 作成日:2017年4月20日_記事番号:T00070129
2013年2月に淡水河岸の新北市八里区に住む資産家、陳進福さんとその妻が殺害された事件の上告審で、最高法院は19日、実行犯で人気カフェ「媽媽嘴咖啡」の女性店長、謝依涵被告(31)に対し、差し戻し控訴審での判決と同様に無期懲役を言い渡した。20日付蘋果日報が報じた。
謝被告。無期懲役判決には、前科がないことも考慮されており、ネットでは前科のない者の殺人を助長するとの意見も聞かれた(19日=中央社)
最高法院は、死刑判決を破棄した差し戻し控訴審の判断を支持し、専門家による心理鑑定の結果も踏まえ、「謝被告は反省している。再犯のリスクは低く、更生の可能性が高い」などと指摘した。
謝被告は陳さん夫妻の飲料に睡眠薬を混ぜ、淡水河のマングローブ林で夫妻の首を凶器で刺して殺害し、遺棄したとして起訴された。謝被告は陳氏と不倫関係にあり、結婚のため関係を清算しようとしたが拒否されたことなどから殺害を決めたと主張していた。
心理鑑定では「謝被告には自己防衛のためにうそをつく傾向があるが、心理治療を受ければ、『中度以上』の更生確率がある」などとする結果が出ていた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722