ニュース 社会 作成日:2017年4月20日_記事番号:T00070131
米メジャーリーグのマイアミ・マーリンズに所属する台湾出身の陳偉殷(チェン・ウェイン)投手は米国時間18日、シアトル・マリナーズ戦に先発し、7回までノーヒットノーランに抑える快投を見せて今季2勝目を挙げ、評論家や台湾メディアから「ほぼ完璧な内容だった」「キャリアで最高傑作」などと絶賛の声が上がっている。
陳投手は前回先発した14日のニューヨーク・メッツ戦では、3回を投げて本塁打2本を含む被安打7失点6と打ち込まれ、敗戦投手となった。しかし中4日となった今回の登板は、相手が比較的得意とするマリナーズだったこともあり、自信に満ちたマウンドさばきを見せた。
この日は、ストレート、チェンジアップ、変化球のいずれもコントロールが安定していたほか、A.J.エリス捕手の好リードもあって4回に初めての四球を出すまでマリナーズ打線をパーフェクトに抑えた。さらに陳投手はその後も安打を許さず、7回に2四死球で1アウト1、2塁のピンチを迎えた際も、5番シーガーを91マイルの速球で空振り三振、6番テーラー・モター・モターを外野フライに打ち取り、得点を与えなかった。
ここまで球威に衰えは見えず、続投すればノーヒットノーラン達成かと思われたが、既に投球数が100球に達し、昨季、肘の故障による長期離脱を経験している陳投手の負担を考慮して、ベンチは8回、ピッチャー交代を決断した。
残念ながら大記録達成はならなかったが、今回のようなピッチングが続けば、陳投手は今季、勝ち星を大きく伸ばしそうだ。
なお、かつてニューヨーク・ヤンキースでエース級の活躍を見せた王建民投手も、10年前の07年5月、マリナーズ相手に7回までパーフェクト抑える好投を見せており、同チームは台湾人投手にとって相性がいいようだ。
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