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台湾セメント、香港TCCを完全子会社化


ニュース 石油・化学 作成日:2017年4月21日_記事番号:T00070139

台湾セメント、香港TCCを完全子会社化

 セメント台湾最大手の台湾水泥(台湾セメント、台泥)は20日、香港子会社で、中国事業を展開する台泥国際集団(TCCインターナショナル)について、65億7,600万香港ドル(約920億円)で、嘉新水泥(嘉新セメント)が保有するTCC株9.71%、および外部に流通しているTCC株25.06%などを取得し、非公開会社化すると表明した。台湾セメントは現在、TCC株の63.05%を保有する。21日付蘋果日報などが報じた。

/date/2017/04/21/08cement_2.jpg辜公怡TCC総経理は、グループが長期計画として進めてきたことで、台湾セメントは今後、決算にTCCの利益を100%計上できると述べた(20日=中央社)

 台湾セメントは今後、その他の既存株主に対し、プレミアム(上乗せ)率38.5%での譲渡、またはTCC株1株に対し台湾セメントが新たに発行する普通株0.42株の比率で交換する、のいずれかの選択肢を付与する考えだ。また普通株転換可能優先株を保有する株主については1株当たり3.93香港ドルでの譲渡、またはTCC株1株に対し台湾セメント株0.458株の比率で交換する、のいずれかが選択可能となる。