ニュース 建設 作成日:2017年4月21日_記事番号:T00070141
住宅専門誌「住展雑誌」が20日発表した調査によると、建設会社が2016年に台北市で投入した新規物件のうち、2部屋物件が1,135件と3部屋物件の1,087件を上回った。台北市に投入された2部屋物件が3部屋物件を上回るのは同誌が調査を開始して以来初めてだ。21日付工商時報が報じた。
今年第1四半期に台北市で投入された2部屋物件は423件と新規物件全体の47%を占め、3部屋物件の206件の2倍以上となった。
第1四半期に桃園市で投入された2部屋物件も899件と3部屋物件の889件を上回った。新北市では2部屋物件は1,084件、3部屋物件は1,601件と依然3部屋物件が上回っているが、2部屋物件が新規物件全体に占める割合は16年の26%から第1四半期に32%と高まっている。
何世昌・住展雑誌企画研究室経理は、北部3市ではファミリー向けの3部屋物件が中心だったが、ここ数年は住宅を買い替える人が減っているほか、住宅価格が下落する中、投資に失敗した際に損失が小さく、家賃収入もちょうどいいとして2部屋物件を好む人もいると指摘。こうした中、建設会社は初めて住宅を購入する人のニーズに合わせた2部屋物件の投入を増やしていると分析した。
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