ニュース 金融 作成日:2017年4月21日_記事番号:T00070147
21日付経済日報によると、彰化商業銀行が中国江蘇省・昆山分行(地域本部)名義で申請した南京子銀行の開設について、中国の銀行業監督管理委員会(銀監会)が審査を進めており、年末~来年第1四半期に開業できる見通しとなっているようだ。これが実現すれば台湾の政府系銀行が中国に子銀行を開設する初めてのケースとなる。
彰化銀行の主管によると、南京子銀行の資本金は25億人民元(約400億円)の予定で、開業後は企業向けだけでなく個人向け金融業務も取り扱うことが可能となり、収益力向上に貢献すると説明した。
なお蔡英文政権が東南アジアなどとの関係強化を目指して推進する「新南向政策」に合わせ、財政部は20日、政府系銀行8行の総経理を集め、東南アジアの現地金融機関への出資の可能性を検討するよう要請した。しかし、観測によると参加者の多くからは、資本参加方式での東南アジア市場進出はリスクが高く、実現性は高くないとの見通しが示されたという。
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