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第一銀、支店用地を再開発へ


ニュース 金融 作成日:2008年4月25日_記事番号:T00007016

第一銀、支店用地を再開発へ


 第一金融控股の張兆順董事長は24日、第一銀行の台北市内の老朽化した支店を、土地資産の有効活用を目的に用地の再開発を図る考えを示した。25日付工商時報によると、こうした取り組みは銀行業界で初めてだ。 

 再開発は信義路四段の大安支店から着手し、建設会社と提携して進める。再開発によって生まれたスペースの半分以上は一銀で使用する。大安支店の後で、吉林支店でも同様の方式で再開発に取り組む。また、法的規制が緩和されれば、建設会社と共同で不動産投資信託(REIT)の発行も計画している。

 張董事長はまた、現在の不動産市場について投機で高騰している面があるとして、住宅ローンの融資残高を現在の2,900億台湾元(約1兆円)規模で維持し、貸出し増に注力する考えはないと語った。