ニュース その他製造 作成日:2017年4月24日_記事番号:T00070169
化粧品の受託生産大手、太和生技集団は先ごろ、日本の化粧品OEM(相手先ブランドによる生産)、ポイントピュール(本社・沖縄県島尻郡、大道敦社長)と、合弁で沖縄県に化粧品工場を設置することで基本合意書を交わした。第1期工場への投資額は300万米ドルで、太和生技が51%を出資する。早ければ2018年第1四半期に試験生産を開始する予定で、これにより同社は日本市場に参入するほか、同工場を拠点として欧米の高級化粧品市場での商機獲得を目指す方針だ。24日付経済日報が報じた。
なお太和生技の16年の連結売上高は前年比26.14%増の11億8,600万台湾元(約43億円)と過去最高を更新。▽コティ▽ロレアル▽ブーツ▽レブロン──といった世界的大手ブランド向けの研究開発(R&D)、生産需要が急速に成長したことが主因だ。
太和生技は世界的大手ブランド向けの受注が継続して増加しているほか、最近では自然堂(CHANDO)など中国の大手ブランド向け受注も獲得。今年第1四半期の連結売上高は1億9,800万元と前年同期比23.69%増加しており、台湾元相場の上昇にも影響を受けず、通年でも売上成長が続く見通しだ。
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