ニュース 運輸 作成日:2017年4月24日_記事番号:T00070174
海運大手の陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)の黄文哲副総経理は22日、イラン航路を廃止したことを明らかにした。昨年のイランの経済制裁解除以降、大手海運会社の路線就航が相次ぐ中、海外企業としては初の航路廃止となったため業界の注意を引いている。23日付経済日報が報じた。
黄副総経理は航路廃止について、航路再開から1年以上たったが業績低迷が続いたためと説明。同社は昨年の赤字を受けて不採算航路の見直しを進めており、イラン航路の売上高全体の1%に満たないため対象になったとした。経営状況が改善し、需要が高まれば同航路の再開もあるとした。
なお台湾最大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)は、イラン航路は業績が安定しており、今後も成長が期待できるとして、週1便の運航を維持すると説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722