ニュース 運輸 作成日:2017年4月24日_記事番号:T00070175
ホンダの航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニーは21日、台北松山空港で小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の実機を初公開した。価格は450万米ドル。中台を往来する台湾の富裕層がターゲットだ。22日付工商時報が報じた。
ホンダジェットは、主翼上面のエンジン配置など独自の技術を採用しており、ライバルと比べ騒音レベルが低い(21日=中央社)
ホンダジェットは全長12.99メートル。最大7人乗り(乗員1人含む)、最大巡航速度は時速782キロで、同クラスのジェット機としては最大、最速、最高の燃費とうたう。
ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長は、ホンダジェットは既に世界で100機以上受注しており、長期的には年間70~80機の受注が目標と説明。その上で、アジア太平洋市場のビジネスジェット機需要の拡大を見込んでおり、中台は重要な市場になると話した。
台湾では鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長など多くの事業家がプライベートジェットを保有しており、今回のホンダジェットの公開イベントに関係者を派遣したようだ。このためホンダエアクラフトカンパニーが今後、台湾でホンダジェットを受注できる可能性は高いとみられている。
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