ニュース その他製造 作成日:2017年4月25日_記事番号:T00070193
セメント台湾最大手の台湾水泥(台湾セメント、台泥)の香港子会社で中国事業を展開する台泥国際集団(TCCインターナショナル)の株式非公開化計画に関連し、TCCインターナショナルの大株主である嘉新水泥(嘉新セメント)は24日の董事会で、台湾セメントの方針に沿って、嘉新セメントの持ち株を台湾セメントの新株と交換することを決議した。25日付工商時報が伝えた。
嘉新セメントと子会社のチアシン・パシフィックは現在、TCCインターナショナルの株式をそれぞれ0.18%、9.71%保有している。これを台湾セメントの新株と交換すると、嘉新セメントはグループで台湾セメントに対する持ち株比率を現在の1.5%から5.9%に高め、筆頭株主に浮上する。これまでの筆頭株主は4.41%を出資する国泰人寿保険(キャセイライフ)だった。
嘉新セメントは株式交換に応じた背景について、中国セメント業界で上位10社に入る台湾セメントを通じ、中国事業に引き続き参画できることに加え、高配当が見込めることを挙げた。
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