ニュース 金融 作成日:2017年4月25日_記事番号:T00070199
中央銀行(中銀)が24日発表した3月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は4.57%と約4年ぶりの低水準にとどまった。25日付蘋果日報が報じた。
市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率(3.64%)と比べるとM1Bの伸び率の方が高い「ゴールデンクロス」の状態を保っている。しかし、M1Bの伸び率は2カ月連続で低下し、M2の伸び率との差は2月の1.51ポイントから0.93ポイントに縮小しており、株式市場への資金流入が先細りするのではないかと懸念されている。
中銀経済研究処の呉懿娟副処長は「M1Bは主に普通預金の伸びが鈍ったことが影響した」と指摘したほか、低金利環境で市民が定期預金に性格が似た保険商品や株式市場に資金をシフトしたことも一因と分析した。
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