ニュース その他製造 作成日:2017年4月25日_記事番号:T00070203
経済部統計処が24日発表した3月の工業生産指数は前月比17.51%上昇、前年同月比3.22%上昇の112.87ポイントで、過去最高となった。前年同月比でのプラス成長は8カ月連続。世界景気の回復の下、半導体、液晶パネルがけん引したと統計処は説明した。25日付工商時報が報じた。
3月工業生産指数の9割以上を占めた製造業生産指数は前月比17.23%上昇、前年同月比4.7%上昇の115.18ポイントで、同じく過去最高だった。このうち電子部品業は前年同月比9.48%上昇した。うち半導体業は応用新製品の相次ぐ発売で16.72%上昇。液晶パネル業は海外メーカーの生産ライン閉鎖に伴う需要増大を受けて34.8%上昇し、上昇幅は2010年7月以降で最大となった。
電子部品業以外では▽機械設備業、前年同月比9.48%上昇▽ベースメタル業、同4.61%上昇▽自動車・部品業、同0.44%上昇──が上昇した。一方、化学材料業はプラントの年次保守点検により前年同月比5.09%下落した。コンピューター・電子製品・光学製品業はSSD(ソリッドステートドライブ)部品の供給不足が響き0.23%下落した。
第1四半期の工業生産指数は104.46ポイントで、前期比5.77%下落、前年同期比5.14%上昇した。製造業生産指数は前年同期比6.98%上昇した。
統計処は、第2四半期の製造業生産指数も前年同期比でプラス成長が続くと予測した。モバイル端末の新製品発売や、モノのインターネット(IoT)、カーエレクトロニクス、高性能演算など新分野の発展の他、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休前の在庫積み増しが貢献する見通しだ。
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