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ケイパのアジア経営センター、台湾に設置へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年4月25日_記事番号:T00007021

ケイパのアジア経営センター、台湾に設置へ

 
 ナイキ(NIKE)、リーボック(Reebok)と並ぶ米国大手スポーツブランドのケイパ(Kaepa)が、台湾にアジア経営センターを設置することを決めた。アジア市場に向けた製品のデザイン、現材料調達およびマーケティング業務を今後は台湾主導で行う考えだ。25日付経済日報が報じた。

 ケイパの林廷謙営運総裁(COO)によると、アジア経営センターの資本金は600万米ドルで、米国総本部が400万米ドルを出資して林COOが台湾で設立した陞祐昇貿易を買収し、さらに残りの資金を林COOが投じて30%株式を取得する。年内には計画を決定し運営を開始する予定だ。

 ケイパは今後、アジア各国で総代理店モデルにより展開を進める計画で、日本と韓国には既に総代理店があるため、今後は中国、マレーシア、フィリピン、インド、豪州での総代理について検討するとしている。

 ケイパはスポーツシューズ、ウェア、バッグなどを主に米国、日本、ベルギーをターゲットとして販売しており、昨年の売上高は4,900万米ドルに上った。現在台湾には11店の直営店と加盟店を持ち、通年の売上高は約7,000万台湾元(約2億4,000万円)余り。