ニュース 電子 作成日:2017年4月26日_記事番号:T00070213
中国のインターネット動画配信サービス大手、楽視網信息技術(LeEco)傘下のスマートフォンブランド、酷派(クールパッド)が今年通年の出荷目標を従来の3,500万台から3,000万台に約14%下方修正したとの市場観測が浮上した。楽視網の財務状況の悪化を受けた経営戦略の見直しが要因とみられる。クールパッドのサプライヤーである▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽鴻海精密工業傘下の富智康集団(FIHモバイル)▽聯発科技(メディアテック)──などが影響を受けると予想されている。26日付経済日報が報じた。
台湾の関連サプライヤーは市場観測にノーコメントとした。しかし、クールパッドの主管は、スマホ事業の展開に慎重になったと認めた。今年は出荷台数だけでなく品質向上やインドや東南アジアなどの海外市場にも注力する方針で、海外の主要市場であるインド向け出荷目標は500万台のままと説明した。
クールパッドは市場の競争激化と新製品の発売延期により上半期の売上高が減少し、損失が拡大するとの見通しを発表している。
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