ニュース 電子 作成日:2017年4月26日_記事番号:T00070214
26日付電子時報によると、サーバー受託生産業界に大きな影響力を持つ米国のクラウドコンピューティング・サービス大手によるサーバー生産の委託先が、今年は大幅な変動を見せており、受託業界の勢力図にも大きな変化が生じる見通しとなっている。
マイクロソフト(MS)は先ごろクラウドデータセンター向けのサーバー仕様「プロジェクト・オリンパス」を発表。業界では同プロジェクトではハードウエアの生産において、主に鴻海精密工業との関係を持つヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)と、緯創資通(ウィストロン)傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)をパートナーとするとの観測が出ている。
一方、FBは従来、サーバーの大部分を広達電脳(クアンタ・コンピュータ)から調達していたが、昨年第4四半期より、リスク分散のため発注の一部をWiwynnに切り替えたとされる。
このほかグーグルも、これまで英業達(インベンテック)から調達していたサーバー用マザーボードの一部をクアンタに振り向けたと観測されている。
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