ニュース 電子 作成日:2017年4月26日_記事番号:T00070216
3月の台湾携帯電話市場の販売台数は前年同月比10.8%減の59万9,000台で、新旧機種の交代期を要因に過去1年で最低に落ち込んだ。販売額ランキングで中国・広東欧珀移動通信(OPPO)がシェア8.0%を獲得して初めて3位となり、華碩電脳(ASUS、4位・7.4%)、宏達国際電子(HTC、5位・6.8%)を上回った。26日付蘋果日報が報じた。
OPPOは台北市の西門町エリアや信義区エリアなど重要商圏で大規模な広告キャンペーンを展開してブランド名を浸透させた。デザインがiPhoneと似ており、iPhoneには手が届かない顧客層が、価格が約半分のOPPOを選ぶケースが少なくないという。
販売額ランキングの首位はアップルでシェア51.5%、2位はサムスン電子で13.9%。ちなみにアップルは、一部通信キャリアが基本料金1,000台湾元(約3,700円)で2017年版iPhone6の販促に力を入れたことから、同機種の32GB(ギガバイト)タイプが機種別販売ランキングの5位に顔を出した。
販売台数ランキングの首位はサムスン(21.6%)で、以下、▽アップル(21.4%)▽ASUS(14.8%)▽HTC(10.9%)▽OPPO(9.4%)──となった。
サムスンは4月28日に最新旗艦機種「S8」の正式発売が控えており、4月と5月の販売増への貢献が期待される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722