ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年4月26日_記事番号:T00070217
中国鋼鉄(CSC)が25日発表した第1四半期の連結売上高は前期比1%増、前年同期比27.8%増の829億8,400万台湾元(約3,100億円)だった。税引き前利益は53億8,900万元で、値上げと出荷好調により前年同期比で549%もの増加となった。前期比では3.2%増。26日付経済日報が報じた。
CSCの3月連結売上高は319億5,800万元で、前月比23.5%増、前年同月比29.3%増だった。税引き前利益は前月比20.1%増、前年同月比128%増の20億4,900万元で、過去5か月で最高だった。CSCは税引き前利益の前年同月比倍増について、第1四半期に主要7製品のオファー価格を平均12.6%値上げしたためと説明した。また、1~2月の出荷繰り延べと、4月の追加値上げを前にした駆け込み需要によって、出荷が大きく伸びたという。
CSCの3月出荷量は101万4,000トンで前月比20.6%増加した。傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は39億5,000万トンで、前月比20.8%増加した。
CSCの第2四半期の出荷は、中国での鉄鋼価格下落が懸念材料だ。
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